HSPはどちらかと言えば保育士に向いてない
HSP~Highly-sensitive-person
という言葉を知ったとき
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
そう思う人も少なくないはず。
なぜなら5人に1人が
その傾向があると言われているから。
しかもガラスのハートなのに、
人間関係真っ只中の保育士をやろうという人は、
多分HSS型HSPだと思います。
(解説記事はこちら)
この記事を開いてくれたあなたは、
- 保育士として働き始めて知るかもしれない
- 保育の道を目指してる中で知るかもしれない
- 既に自分がそうだと分かってるかもしれない
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
経験20年の理系保育士ジャムです。
セラピストでもある私の視点から、【HSPは保育士に向くのか?】について書いていこうと思います。
・・・実は私にもHSP気質があります。
他の記事で私自身がASD傾向とか書いてますが、
私の自己分析した結果、HSS型HSP傾向。
・・・併発してます。
・自分が悪いんだ、人の不幸に落ち込んだり
・人と交流したくて出掛けていくのに1人になったりとか
あとから思い返して分かりました。
しかしそんな私もミスを限りなくしつつ、
20年以上働けましたね。
その経験からも理論からも、
HSP気質が保育士としてどう関係するのか、
適職なのか違うのか、
働けるとしたら条件はなにか?
あなたに伝えたいと思います。
![生きる](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4526395_s-150x150.jpg)
結論的にはタイトルにあるように、
保育士はHSPに適職じゃないが道はある
向いてるかどうかといえぱ、
人間関係の仕事なのでむしろ向いてないけれど、
働けない訳でもない。ということ。
保育士に有利と言われている
HSP特性「共感力」も武器にはなりません。
感受性の豊かなHSPが耐えられるかという話、
人に入れ込みやすく、燃え尽きやすいわけです。
![HSP](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4578560_s-150x150.jpg)
1.HSP保育士の事例とよくあるケース
HSPだと分かりました。 毎日生きづらいです。 保育士1年目です。 自分に向いている仕事に就きたいです。 辞めてもいいですか。
(回答者に対してもう一度)
どうしてもなりたかった職業に就けたのになぜこんなにも毎日が辛く苦しく生きづらいのかと思っていた時HSPを知りました。
少し心が軽くなりました。辞める事は逃げなのでしょうか
ヤフー知恵袋
👆️この方は働き始めてすぐに気づいたわけですが、
通常のHSPだと思います。
内向的な部類の方は、
子ども相手ならなんとかなると思って仕事をすると、こんな感じになりがちです。
他には
⚫️行動力があって色々やろうとするけど、
否定されると落ち込んだりする
⚫️研修にたくさん行こうとするけど
手一杯、できない自分を責めるとか
👆️人への攻撃ではなく、
なにかミスや不具合があると
自分自身に矛先が向かう感じ。
保育士としてある程度やってきているけど、
自分に自信が持てなくてすぐに傷つく
そういう人がHSPでは多いと思います。
![生きる](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4587454_s-150x150.jpg)
2.自分の傾向理解はHSPだと特に必要~保育士をやろうとする時点でHSS型HSPの可能性大
まずは基礎知識を
HSP
感受性豊かで共感力が強すぎる
HSS型HSP
HSPの特性に加え、刺激を求めるために行動力がある
HSE
HSPの特性に加えて外交的
保育士をしたくて実際になった時点で、
感受性が高いHSPのうち、
HSSやHSEの可能性が高くなります。
その場合は自分が傷つきやすいのは知ってる、
けれどその原因がどこにあるのか?
とても分かりにくくなります。
刺激探求型HSSは矛盾が多くて、
自分で自分をとらえきれない節があるからです。
外交的なのでリーダーシップもとれる
仕事ができる人と見られるけれど、
実はガラスのハートとかね。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/思案.png)
私も急に鬱になった人を何人も見てきました。
鬱になったからHSPというわけでも
ありませんが、可能性は高いと思います。
なにせHSP傾向は一般人5人に1人だから。
私が20年以上の保育現場にいた中で、
体感だと数%(100人いたら数人程度)が
鬱になってました。
HSPは5人に1人ってことで20%
全く人間関係無理な人は保育士をやらないので、
おそらくHSS型HSPと考えると
全体の6%くらいになります。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
思うんですよね。
自分を把握できてないと
あらゆる悩みが深くなるので、
まずは自分を理解するところから。
例えばこんな傾向を持ってませんか?
⚫️「~すべき」が多い
⚫️自分が全部やろうとする
⚫️反対に人が何とかしてくれる
⚫️自己否定が強い
保育士に向いてる向いてないを考える前に、
まずは自分の傾向を知ることが始めです。
![自分](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/chalkboard-620316_640-150x150.jpg)
3.HSP特性 共感力の高さは武器にならない~特別向いてるわけじゃない
保育士は職人です。
あなたがすでに保育士なら、
職員それぞれに保育観や考え方があって、
子どものためにできることを
いつも考えているプロ集団が保育士、
というのがわかっていると思います。
それぞれに譲れないものがあって、
意見が違う場合も少なくない。
人が思ってるのと違う動きをすれば、
保護者には気を遣っても
同僚には遣わない人もいる。
それどころか、
保護者にすらズバズバ言う人もいます。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
あなたがまだ働いていないなら、
どんなイメージをお持ちか分かりませんが、
実際にそんなものです。
HSPは共感力が高いから、
保育士に向いている!
👆️大きな大きな間違いです。
![疑問](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4215416_s-150x150.jpg)
くせの強いプロ意識を持った職員集団の中、
共感力が多少高くても通用しません。
なぜなら子どもだけに関わるなんて状況は、
あり得ないからです。
それどころか高い共感力で保育士仲間と関われば、
感受性が高いばかりに
いろんな考えを持った人の考えに流され、
自分のやりたいことを譲り、
意見の違う人の間に板挟みとなります。
広くいろんな仕事を知っているけど、
保育現場を知らない転職専門員が
「子ども相手の共感力」
だけにフォーカスして
「共感力は有利とか」想像で言ってるだけ。
共感力が必要なのは人並みに。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
デメリットにしかなりませんね。
まあ共感力は必要ですよ。人並みに。
必要ですが、
共感力が高くても有利というわけでなくて、
全くないと仕事ができないってだけ。
そんなのはよほどコミュニケーションとれない
ASDとか自分の世界に入ってしまう
パーソナリティー障害の人を除いてあり得ず。
だから常人に比べて、
共感力が高いからと言って
有利なわけじゃないんです。
人の心を察する能力があるかないかでなく、
必要なのは
①話を聞く姿勢とか、
②相手の表情や話し内容からの想像力
③いろんな情報を合わせた分析力
👆️この3つ。
「共感力が高いから心が分かる」と思っていると、
感情面での思い込みが先行して、
冷静に分析ができないことにすらなります。
つまり①と②に偏りすぎる。
だからHSPの場合は頑張って③を鍛えないと
- 燃え尽きやすいし
- 状況を思い込みでとらえた気になる
けっこう致命的な感じになります。
燃え尽き症候群はこちら
共感力があって役立つのは、
瞬間で子どもに返す言葉に現れてくるくらい。
でも共感力が高くなくて人並みでも
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198775-e1615595212402.jpg)
的な相づちでなんとかなるので、
問題ありません。
まあ気づけないところに気づきやすいのと、
②想像力はプラスに働くかもしれません。
でもぶっちゃけそこも全て経験で補えるので
向いてる訳でも何でもないんですけどね。
傷つきやすいとか、
気を遣い過ぎて疲れやすいとか、
よく言われているデメリットはその通りなので、
一般人と比べてHSPは保育士に
向いてるか向いてないか?
と問われれば、
向いてない寄りなのは間違いないところです。
![ごみに埋もれる](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/873770_s-150x150.jpg)
4.いい環境にも限界がある。すでに働いてるなら・・
保育士の職場では
- 持ち帰り仕事が多いなどの働き方
- 人間関係がギスギスしているなど
- 責任の割に薄給などのお金面
シーン別ではハンデを抱えていない
保育士ですら悩む問題ばかり。
HSPだとそれらに反応しやすい。
ただこれらがほとんど対策された、
働きやすい職場も増えてきています。
それでもストレス0はあり得ません。
環境に期待するにも限界があるというわけ。
ベストコンディションだと思っていても、
いい人が余裕のなさから豹変したり、
変な人が1人入ってきたら雰囲気が変わるとかも。
![空気読めない](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/2465184_s-150x150.jpg)
職員がいくらよくても保護者はおかまいなし、
言ってくる保護者はいくらでもいます。
そして保育園ならまだしも、
特に学童クラブでは子どももキツイんですね。
- 家庭環境が大変な子
- 保護者の大変な状況、
- 父親からのDVとか、ネグレクトとか
- それを本人が話すことすらある
生まれつきの発達障害も10%、
その支援でも大変。
⚫️言うこと聞くいい子だけなんてないし、
⚫️他の子への意地悪や日常的な素行の悪さ
⚫️高学年になって学童に来させられて、
ストレスのはけ口をぶつける
子ども同士の関係も複雑化してきます。
職場環境にはある程度は期待してもいいし、
ダメ職場は選ばないべきですが、
ほんの少しのストレスにも我慢できない、
不満を全て人が解決してくれる、
そんな職場はありません。
依頼心が高い時点で、
保育士には向いていません。
HSPだと自分に責任の矛先が行くけれど、
転職をするときに「いい環境」を追求しすぎは×。
![嫌だ](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/3667259_s-150x150.jpg)
そしてHSPの場合は、大人の発達障害とは違って、
性質そのものへの支援は期待できません。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/142597.jpg)
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/161313.jpg)
こうなるだけ。
二次障害で精神疾患なら別だけど、
発症状態だと保育士に限らず、
そもそも働くのは難しいですよね。
環境に期待していいラインとは
職場環境で期待していいラインは
普通に統制がとれている
施設長の独断などが横行してない
余裕のない現場ではないこと
この程度で、
それ以上でないと働けない場合は、
おそらく保育園など施設勤務の保育士は無理。
ーーー
私の職場(学童クラブなど)に、
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/閉口.png)
という人も過去に何人かいました
上司も気遣ってくれているのに、
一言の言葉尻をとらえて悩み、
周りの人が聞いてあげる。
ばんそうこう程度のかすり傷で労災申請
子どもの言うことに傷ついて、
他の職員が、その人と子どもの仲介をする
職員の気遣った上で言った発言に反応し、
上司が間を取り持つ
けっこうやってくれていましたね。
労災も通ってたみたいだし。
でもそのうち何人かはいつの間にか休職し、
そのまま戻ってきませんでした。
ここでやっていけなければ、
おそらくこれ以上の環境はない
ような職場で無理なら無理。
⚫️施設長は話を聞いてくれ、
⚫️上司は性質をわかって気遣ってくれる
⚫️同僚もカバーしてくれる
⚫️非があれば謝ってくる
⚫️別にキツイ言葉もかけられることはない
⚫️ハラスメントも特にない
⚫️理不尽に責任を押し付けられもせず
これら1つでも満たされてない職場なんて
いくらでもありそうですよね。
![分析](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4624280_s-150x150.jpg)
子どもはHSPでも関係なく、保育現場でも
あなたには気遣わないけどね、
保育現場は子どものための仕事で、
HSPの雇用創出の場ではありません。
気遣ってくれるけど、
OJTまで考えてくれるいい保育者ほど、
あなたの成長のためあえて突き放してきます。
ある程度の我慢は必要でも、
経験を積むと平気になってくることが多いです。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
同僚が不満が全くなそうだけど、
あなただけが我慢できない
が1つの判断基準になります。
それが流せない場合、
向き不向きで言えば
保育士どうこうより、
「人と働くこと自体に不向き」
かもしれません。
それでもマインドを鍛える方法はあって、
次の5章で紹介しています。
![時間](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4168963_s-150x150.jpg)
5.HSPでも保育士として働くための具体策と必須事項
向き不向きは置いておいて、
既に働いてるから何とかしたい場合の対策。
5-1.課題の分離をする
何も考えていないとHSPの性質で
人の問題を自分の責任のように感じてしまう。
これはあらゆるシーンでの悩みの原因になります。
普通の人でも同じで、
特定の大変な子どもや家庭に入れ込みすぎて
燃え尽きるとか、珍しくありません。
だからこそ
- 人の問題と
- 自分のできる範囲
を分けて考えるマインドが有効。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198773-e1615595194531.jpg)
しょうがないわ!
です。
これくらいでなければ働けないと言っていいと、
個人的には思っています。
詳しくはこちら
【人に期待しないアドラー心理学】人間関係で悩まない重要マインド
【影響の輪と関心の輪】悩み解決はコントロールできることだけへ集中
5-2.生き残るためにちゃんと休む
子どもへの支援の言葉で
「生き残る」
というのがあります。
ずっと支援しないといけないので、
一時的に頑張るんじゃなくて、
継続的に浮き沈みありつつも、
自分がつぶれないでそこに居続ける
ということ。
それには休むことが必要。
休むためには定時退勤を目指します。
ただでさえ燃え尽きやすいから無理をしないでね。
![ハート](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4488559_s-150x150.jpg)
5-3.目的思考と着地点を考える
保育は子ども相手、
ここまでやってあげたらゴールがありません。
底無し沼とも言えます。
だから入れ込みすぎやすい。
保育士は職人と言って
そこを追求していくのも仕事です。
だけど追求して突き詰めていくと、
その子の家族になるという結論が待っています。
・・・あり得ないですね
だからどこまででOKとする、
着地点を決めておくこと。
目的地が分かればたどり着く方法を考えればいい。
- よくわからないけど悩んでる
- 悩んでるけど解決しない
HSPが陥りやすい状況を回避できます。
【目的思考は9割の人ができない】メリットだらけ悩み解決必須マインド
5-4.仕事そのものに対しての勉強をする
マインドが整わない場合、
保育士に限らずいろんな仕事ができません。
それを解決する方法は
- 子ども対応
- 保護者対応
- 事務仕事のやり方
👆️こんな個別技術でなくて、
働くことそのものについての勉強が
必要になります。
保育学校では必要なのに教えてくれませんし、
必要だとも言ってくれないでしょう。
保育学校どころか、大学でも教えてくれません。
なぜなら学校の講師だと
栄養学とか個別知識は知っていても、
働くことそのものについての勉強の有効性を
分かってる人の方が珍しいからです。
個別技術はいくらでも教えるのに、
OJTは現場で長く働いて経験を積め
的な考え方が主流という理由も。
私も悩みながらも何したらいいか分からず、
20年の経験を積んで、
最後の方にマシになった程度。
そんな時間は普通かけれられませんよね。
でも経験値だけに頼るとこうなります。
![猫](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4675283_s-150x150.jpg)
経験値以外には勉強すればいい
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
その答えがビジネスの勉強することです。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
突拍子もないわ・・
と思うのは普通の反応です。
私も勉強してみるまでは
子どもの心理とか勉強した方がいいと、
考えてたので分かります。
しかも勉強といっても通学の学校では、
実践やマインドというよりも
知識としての学問を学ぶ感じだから、
ビジネスの大学院MBAでも役に立ちません。
現役の経営者がちゃんと教えてくれる
学校でないと意味がないのです。
なぜならビジネスの最高峰の状態は
雇われるのではなく自分で起業をすること。
そこを学ばないと結局お話だけの、
仕事で使えない栄養学みたい知識が増えるだけ。
マインドが整わないから。
反対にビジネスの最高の状態を学ぶと、
それ以下のあらゆる事が分かるように。
だから起業を教えてくれる学校での勉強が
とても有効になってきます。
保育学校や大学で教えてくれないのは、
起業の勉強したことある人なんていなくて、
分からないから。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
学び終わって
実感として分かりました
起業を教えてくれる所といっても
- 「ブログで稼ぐとか」
- 「店を経営する」
みたいな個別技術は役に立ちません。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
どこで学べばいいのかは、
私が受けた所を紹介しておきます👇️
オンラインで起業を教えてくれる
ちゃんとしたスクールです。
きっかけは現場20年の末に、
ネットサーフィンで見つけて
たまたまクリックしただけ(笑)ですが、
本当に良かったと思っています。
⚫️必要なマインドが整います。
⚫️あらゆる仕事に共通する基礎が分かります。
⚫️独立できる知識までついてくる。
スクールを直で覗いてみたい場合はこちら、
![セミナー](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/seminar_pic_sozai_bnr_600_300_02.png)
詳しく知りたいかたは私のレビュー記事をどうぞ。
6.やったけど無理だったときの道は他園転職・配置変更や別業種
6-1.ポジションを変える
頑張ってもできるできないは、
HSPの特性の程度によります。
休みがちなので正規は無理だけど
子どもの仕事をやりたいなら
- パート職員でも、
- 特定の障害児の加配職員でマンツー対応とか
- 関わりたいだけならボランティアでも
道はあります。
まあ普通は仕事としてやりたいですよね。
その職場がダメなのか、
自分の問題かは考える必要があります。
人よりも傷つきやすいのは、
変わらない特性だから。
職場がダメと言う結論になったら、
同業種での転職ですね。
6-2.同業種での転職
施設選びのコツは
少人数の園だけは避けること
理由は2つ。
特定の人とやれなくなると壊滅するから
すべての仕事ができるのを期待されるから
1人休んだらその人の全ての管轄を
代わりに引き受けることになります。
HSPは性格的なものなので、
長い時間経験を積めればなんとかなりますが、
積めるかどうかが問題です
![時間](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4591654_s-150x150.jpg)
7.HSPは保育士に向いてるか?まとめ
HSS型HSPでもHSEでも、
基本的に保育士には向かず。
向くとされてる共感力はないと働けないけど、
強くてもプラスに作用するわけでもない。
反面、向かないとされてる
傷つきやすいとか、
人の心を察しすぎて疲れるとか、
マイナス面は言われている通りハンデがあります。
プラスがなく、ハンデしかないという点で、
向いていない寄りに傾きます。
(3章)
環境でカバーできる面もありますが、
完璧に理想的な職場なんて存在せず、
保育現場では同僚がよくても、
保護者が色々言ってくるのも普通です。
学童保育などでは子どもにも
傷つけられるかもしれません。
(4章)
![苦手](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/1377347_s-150x150.jpg)
そこでHSPが保育士として働くには
課題の分離
ちゃんと休む
目的思考を身につける
ビジネスの勉強でマインドを整える
が有効です(5章)
職場環境がダメすぎる場合は転職が選択肢、
少人数でやってる園を避けて探しましょう。
自分が無理そうならポジションを変えるか、
異業種へ転職や独立などが選択肢になります。
HSPは保育士に向いていないけど道はあり、
なんとか経験値を積むか、
勉強によってマインドを整えるか
二択。
マインドを整えるためには
5-4で書いたように、ビジネスの勉強が
誰も言わないけれど超有効と言う話でした。
![次世代LP](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/seminar_pic_sozai_bnr_600_330.png)
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
ありがとうございました
よければコメントなどいただけると嬉しいです👇️
本の紹介
文中で紹介したリンク👇️