保育士の自分が自閉症スペクトラム 大人の発達障害だと疑ったとき
保育士の仕事をしてると、
自閉症スペクトラムの子どもには
必ず関わることになります。
そこで対応のため、
ASDの事を勉強すると思いますが、
その中で特性を知っていくと、
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
私のことじゃない??
少なくないことです。
なぜなら大人の発達障害は、
見逃されて学生の時はなんとかなってた人が、
とっても多いからです。
今の年代の大人で自閉症スペクトラムが
子どもの頃から分かっている場合とは、
まだ診断されるのが珍しい頃に診断がされてた、
見逃されないくらい強めの特徴の方。
それよりは弱めの特徴、
いわゆるグレーゾーンのまま大人になって、
経験値で補って生きてきたけれど、
仕事をしてみたら問題が分かる感じです。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198772-e1615595233190.jpg)
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198775-e1615595212402.jpg)
とか言われながら育ってきたけど、
友達からは受け入れられてきた感じでしょう。
結論を言えば、
その程度の方なら
- いい職場に出会い
- 職場の理解とサポートを多少受けて
- 自分でも頑張れば
- 人より成長に時間はかかりますが
保育士として働くことができます。
1つでも欠けたら厳しいですが。
![すすめ](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/1268249_s-150x150.jpg)
- 臨機応変さ
- コミュニケーションの取りづらさ
こんな特徴から
「ASDは保育士に向かない」
とされていますが、
実際に私もASD傾向が強いけれど、
20年以上現場で働いてこれたから大丈夫です。
確かに程度によっては向かない方もいます。
⚫️全く融通が効かなくて、
言ったことをそのまましかできないとか、
⚫️人から見て急に自分世界に全集中とか。
あくまでも人によるという前提ですよ。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
経験20年の理系保育士ジャムです。
セラピストでもある私の視点から、【自分がASDでも保育士として働けるのか?】について書いていこうと思います。
きっかけはどうであっても、
自分自身に疑いの目を持ったなら、
または確信している場合は
あなたはこの記事を読むことで、
保育士として働くための
展望が見えるはずです。
![ASD保育士](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4688751_s2-300x250.jpg)
1.ASD保育士の事例とよくあるケース~頑張ってるのにできない
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736834.jpg)
ミスしないように
はダメですよ。
と言われても
結局ミスするから同じじゃん!!
あとから考えると確かにそうだ。
何であんなことしてしまったんだろ。。
真面目に働いても、
なおよく分からないミスをするのが
ASDによくあるパターン。
言われたことにイチイチ反発したくなる特徴。
こだわり強いからね。
👆️と書いてるこの文に
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
でも~(ナントカカントカ)
と反発したくなりませんか?
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
ミスをして経験値がたまったように思っても、
全く同じ状況でないと応用が効かないから、
人からは
また似たようなミスをした
と思われがちです。
![悪口](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/1498175_s-150x150.jpg)
👇️
私は発達障害(診断名、自閉症スペクトラム)を抱えています。
保育士になりたくて、専門学校で勉強しているんですが昨日、製作の授業があって
グループ活動だったんですが
言われたことしか出来ず
途中で悔しさとパニック発作を
起こしてしまって
グループの人たちにかなり
迷惑をかけてしまいました。(後略)
教えて!gooより引用
この方は仕事をする前に分かってたクチですが、
子どもが好きでこの仕事を目指して、
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
と思っていた矢先にハンデが見つかるのも
珍しいことではありません。
向いてないのかしら?と。
![ダメ](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/957065_s-150x150.jpg)
私が働いていた学童クラブにも、
新卒でやって来た男の子が、
なんかミスが多いし、
話していてもメモもとらない、上の空。
外遊びは元気で人当たりもいいのに、
同じことを何度も言われる。
診断してみたらADHDだったという人がいました。
ASDではありませんが似たようなものです。
併発してる人も多いし。
ちなみにその人は職場の理解を得て、
立派に何年も勤務していました。
今もそれから10年以上たってますが、
楽しみながら頑張っているというそうです(2021年)
![スケジュール](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4378070_s-300x200.jpg)
2.自分がASDで保育士に向いてないかも・・一番の問題は自己分析と状況把握の不足
私は現役で東京大学の大学院まで行ったんですが、
ある講師が話していたのは
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736833.jpg)
多少なりとも
自閉傾向ありますよ~
私もそうですけどね(笑)
1つのことに、周りに何言われても構わず
のめり込むとか。
笑って聞いてましたが、
働きはじめて意味がわかりましたね。
仕事でうまくいかな時には落ち込んだり、
次は頑張ろうと思うのが普通。
普通なんですが特性なので、
ちょっとやそっとの努力では変わらず。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
と思って一人だけで頑張ると、
- 経験値がたまって大丈夫になるか
- どこかで切れて自己嫌悪に陥るか
- 繰り返して怒られ方が激しくなってくるか
👆️程度の差はあっても基本的には
どれかのパターンになります。
・・・
問題点、どこにあると思いますか?
それは努力で変わるものじゃない
自分の特性に原因があること、
ではなくて、
自分の特性を冷静に分析できておらず、
自分も周りの大人も分かっていないこと
が問題の本質です。
自分へ疑いを持ってこれを読んでいるあなたは、
自分の特性に気づきつつあるので、
あと一歩ということになりますね。
![目標](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/train-tracks-1226546_640-150x150.jpg)
ASD自体の特性は
⚫️コミュニケーションが必要な仕事が苦手
⚫️感覚(雑音や臭いなど)に敏感で苦労する
⚫️人とのやり取りが苦手でうまくできない
⚫️自分のやり方へのこだわりが強い
⚫️急な変更に対して融通が利かない
⚫️馴れ馴れしく、距離感が分からない
⚫️興味関心が狭く、それ以外興味が持てない
ADHD(注意欠陥多動症)
と併発してる場合もあるから、
そこが分かりにくくしています。
コミュニケーションが必須な保育士に、ASDは向かないとされていますが・・・
その他の大人の発達障害の特性は
こちらの記事で確認してください
【大人の発達障害を知る】特性への配慮で、あなたも本人も幸せに働く
次の医者のサイトで簡単なチェックできます。
アスペルガーチェックリスト
![ASDチェックリスト](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/Screenshot_20210414-0918052-737x1024.png)
👆️
◯×でつけていって、
◯が何個か(aとついてるものは×をカウント)
多い少ないで傾向がどの程度か見ます
出典元(PDF)
ミスを多く繰り返してきた状況を思い出してみて、
自分にはどんな特性がありそうか?
まずは自分で考えてみること。
ただ、自己分析は自分では分かるけれど、
後で書くように本当に自閉傾向があるなら、
職場に理解して協力してもらうのが必要です。
隠して働くのは辛いしいいことがない。
その時に大事になるのが客観的事実。
つまりは医者のお墨付きをもらうこと。
![医者](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4356072_s-150x150.jpg)
3.まず必要なのは通院と保育士同僚へのカミングアウト
まず始めに、
ハンデを隠して働くのはしんどいですよ。
一人で悩んで職場には言わず、
ASD保育士で頑張ったけど限界が来て退職。
そんな人を何人か知ってます。
聞いてみると
- 職場の理解ないか、
- 隠して個人努力してる人ばかり。
ASDの方は特に真面目なので、
一人で抱え込んで頑張れば活路が見える
と考えている人も少なくないです。
実際に経験が溜まれば解決しますが、
数年も待たずにほとんどの場合に限界がきます。
これは目が悪くて細かい作業ができないのに、
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12519712.jpg)
と悩んで苦しみながら頑張っている状態です。
それを、何とかするのは簡単で、
眼鏡を許可してもらうだけなのに。
そう、職場に理解してもらうわけです。
![ストレス](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4061279_s-150x150.jpg)
カミングアウトするとしても、
自分で
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
はなかなか理解されないので、
受診してみることが必須です。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
迷惑かけると思いますが、
頑張りたいと思います
自分が障害を抱えているかもって、
自分で認めるのは抵抗がかなりありますが、
それは普通の心理です。
医者に行けば意外にすんなり、
鬱を発症して受診した人はみんな言いますよ。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/142597.jpg)
たいした問題じゃなかったわ
1.ショック期
大きな混乱により、事態を理解できていない
2.回復への期待期
障害がなくなり、すぐに治ると思っている
3.非嘆期
直る希望を失い、無気力で回復意欲を失っている
4.防衛
「これまでと何も変わらない」と思いながら、それまでに行っていたことに執着
5.適応
障害は「人と違う部分」であるだけで、悪いものではないと受容する
みんなの介護より引用
ハンデが疑われるなら、
自分で努力できることだけでは足りません。
なぜなら子どもの命を預かっているんだから、
子どもの安全を脅かす系ミスは1度たりとも
できないと言えます。
実際頑張ってるけど、ミスして怒られると、
頑張ってるのに報われない反動までやって来ます。
だんだん二次障害で人格に影響まで出てきて、
怒りっぽく、うつや自己卑下とか、
いいものは全く出てきません。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
になるわけです。
通院するとその辺にもアドバイスもらえますね。
![子どものころ](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/673865_s-150x150.jpg)
自分の特性を確認するだけじゃダメで、
職場に理解してもらうこと。
その上で上司は分かってくれたけど、
他の職員が「お荷物め」
的にマイナス感情を持つか持たないか。
それは感謝をちゃんと示すような人柄の努力や、
もっと言えば施設環境にも大きく関係します。
そして、どうにもならないこともあります。
余裕のない職場で、
一人休んだら回らない保育園だと、
カミングアウトしたら、
マイナス感情を持つ職員ばかり
という状況にもなったら。。
解決はその園ではできません。
そこを含めて次の章では、
具体的な解決策をあなたにお話ししていきます。
![悩み解決](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4266375_s-150x150.jpg)
4.自閉傾向があっても保育士として働くために、自分ができる具体的な解決策
- メモ取りセルフシングルタスク化
- 人の話を聞いて受け入れる
- 具体的な指示を頼んで確認
- 感謝をして謝る
- アラームのセット
- 耳栓使う
4-1.保育現場ではメモを取りでセルフシングルタスク化
基本的に複数のことを同時にやるのは苦手で、
新しいことが入って来ると、
上書きされてしまう特性の人も多い。
早い話が忘れっぽいですね。
目の前のこと以外は忘れてしまう。
だからメモを取ることが有効です。
だけど保育だと、ペンの持ち歩きNGの現場もあり。
子どもに怪我させないためですが、
許可してもらうか代わりの環境を作ってもらうかで
職場の理解が必要になります。
持ち歩いていると忘れるので、
定位置にふせんを貼っておくのが個人的に◯
次から次に
子どもについてやることが出てくる現場で、
もれなく覚えている方が無理。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/思案.png)
ふせんに思い付いたらすぐ書いて貼って、
終わらせたと同時に捨てていって、
終業時間には全て捨てて帰る。
この、繰り返しですね。
箇条書きにやることを書いていって、
その場で取り組むのはそのうち1つだけ。
途中で出てきたのは、すかさずメモを取る。
そして後回し、目の前に集中。
👆️覚えておくことに脳の力を使わない。
10秒後には今やってる事に心を引き戻されて、
忘れちゃうんだからその前にメモる。
1つずつ潰していけば、
やることはいずれ無くなります。
![整理](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/1053812-150x150.jpg)
4-2.人の話を聞いて受け入れる
ASDの人はアドバイスされても
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/161313.jpg)
でも・・・
と自分の考えてることを曲げない特徴があります。
だからこそ、受け入れるところは話を聞く。
ただでさえコミュニケーションに難あり、
自分から閉ざしてはいけないんです。
心がけの精神論ですが、
経験上は自覚してるだけでかなり違います。
いろんな意見を受け入れられるよう
反射的に感情的な反発をしないようになる。
→すると、人当たりもよくなる。
人格的に成長するには自覚するだけ。
成長には数年単位かかるためすぐに効果は出ませんが、それでも必要なことです。
![正当化し](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/3579734_s-150x150.jpg)
4-3.具体的な指示を頼んで確認
王道中の王道、
仕事の進み具合とか、
思い付いたことをやる場面でも何でも同僚に確認。
ASDの人はなまじ自信があるので、
相談しないでやってしまう。
人から見ると独自のよく分からない判断で、
軽い気持ちで行動してると見られます。
コミュニケーション不足はASD特性の1つ。
だからこそ、それが仇になってしまうので、
行動する前にストップする癖をつけてみます。
ASDの特性だからといって、
訓練でどうにもならないわけでもなくて、
頑張れば多少なりともコントロールできる。
根本的に変えるのではなくて、
瞬間的にちょっとだけ我慢してみると、
意外に歯止めが効いたりします。
![時間](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4591654_s-150x150.jpg)
4-4.耳栓を使う許可をもらう
事務仕事の時は耳栓をして集中。
職場の理解が必要ですけどね。
私も集中力が切れると、
なぜか離れたところでしてる、
関係ない人の会話に耳を奪われて、
目の前の仕事が疎かになったりします。
集中力がもたないし、
簡単に気が散ってしまうのが特性なので、
少しでも集中力が持つようにしたいですね。
短時間で終わらせれば楽です。
許可をもらいましょう。
![静かに](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4113229_s-150x150.jpg)
4-5.感謝して謝る
失敗は誰でもするけれど、
人より失敗が多くなるのは仕方ないです。
私もいろんな人に迷惑をかけてたり、
助けてもらったことは数知れず。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/思案.png)
おかしくないほどのミスをして、
上司に助けてもらった
経験すらあります。
人よりもハンデを背負ってるので、
支えられながら仕事をしていると言えます。
だからこそ、日常の感謝と、
失敗したときは素直に謝るんです。
ハンデ抱えていても結局は人柄によって、
助けてもらえるかどうかが決まります。
人柄を決めるのは、
⚫️素直さ
だと私は思っています。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/8736832.jpg)
が口ぐせになるくらいだと、
日頃のちょっとした行動や言葉にも表れてきます。
それが多少失敗しても、
同僚保育士の
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198775-e1615595212402.jpg)
と許してもらえるような人柄に繋がってきます。
![恋愛](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/096722-150x150.jpg)
4-6アラームのセット
期限つきの仕事がないのはあり得ませんね。
特に保育現場では「30分後に◯◯する」
こんな感じの細かいタスクがとても多い。
でも目の前の子どもに集中してると、
時間なんて忘れちゃう。
だからそんな仕事があるときはアラームのセット。
そしてアラームが鳴ったら、
次のタスクの時間をセットしてから、
時間でやるべきことに取りかかる。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
アラームはシングルタスクの
時間到来のサインに使う。
「鳴ったらやることは一種類」がコツ。
![考える](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4421195_s-150x150.jpg)
5.やってみて検証して無理そうなら転職や起業も検討
ここまで書いてきたことをやってみて、
効果あればいいですね。
続けていけば経験値がたまるので、
徐々にできることが増えてきます。
人と比べても意味はないので、
自分のペースで頑張ってほしいです。
ーーー
ただ問題なのは職場に理解してもらえない場合。
カミングアウトしても、
園によっては理解される訳でもありません。
例えばこんな書き込みを見つけました。
👇️
園長先生にADHDなので、春から保育以外の道で働きたいこと相談すると、
・私には保育の仕事は向いていないと思ってた
・本当にadhdが原因で仕事ができないのか
・あなたは他の先生からも仕事ができないというレッテルを貼られている
・今まで迷惑掛けてきたのわかってる?
・もう一生保育の仕事はできないと思うヤフーしごとカタログ
と言われました。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
こりゃダメですね
ここまで書いた具体策が役に立つか?は
施設長の考えやリーダーシップ
に大きく依存しています。
施設長がOKだしても、
現場職員からいじわるされてたらたまらない。
ハンデを背負っていなくても、
保育現場によっては職員同士のストレス、
保護者によるストレス、
上司や同僚、後輩やパート職員など、
あらゆるストレスがかかるのが保育士の仕事。
特に余裕のない現場は、
あなたがカミングアウトしたところで、
子どもで手一杯なのに大人のサポートまでできず。
普段から職員同士で足の引っ張り合いをしている
ダメ施設まで世の中にはあります。
そうなると転職の検討が必要になってきます。
![嫌だ](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/3667259_s-150x150.jpg)
①現場が悪いだけで、本当なら保育士としてやれるのか?
②保育士としては特性的に無理なのか?
③難しくても子ども好きで保育をやりたいので、パート職員などに降格してでも関わりたいか?
ASDといってもどの程度の特性なのか?
は様々なので決まった答えはありません。
ハローワークではダメなので、
ちゃんと担当者がつく転職サポートに
相談するのが良いと思います。
あなたに保育は無理だと思っている
施設の園長の意見は、
「あなたには保育士はできない」
に片寄ってるので聞かなくてOK。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
流してしまいましょう。
それよりは受診先の医者や自己分析と、
全くあなたを知らない第三者に
相談してみることが有効です。
そして特性をちゃんと伝えた上で、
それでもあなたの努力や人柄を買ってくれる
施設に出会えるか?
そう、ハンデがある場合は
それを補う何かが必要になってきます。
熱い思いや、元気さだけでもかまわないでしょう。
反対に、そこに何もないと、
③難しくても子ども好きで保育をやりたいので、
パート職員などに降格してでも関わる
の選択肢か他業種への転職しかないと思います。
または思いきって起業という選択か。
厳しいことを言いますが、
ハンデがあるというのは不利は不利、
補う何かがないと厳しくなってきます。
起業に少しでも興味があればこちら👇️
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6.自分がADHD傾向を疑ったときの取れる方法まとめ
自分が保育士として働き始めた後に
大人の発達障害ASDを疑った場合にする条件は
人と特性の程度によりますが
⚫️いい職場に出会い
⚫️職場の理解とサポートを多少受けて
⚫️自分でも頑張れば
⚫️人より成長に時間はかかるけど
保育士として続けられます。
1つでも欠けたらASDに保育士は難しい
とされているように、働き続けるのは厳しいです。
これらを満たしている場合は
この手順を守ることで状況が好転する
可能性が出てきます。
守らないで隠して働くどうなるか。
⚫️自分も苦しいし仲間の同僚保育士も困る。
⚫️上の人も注意しても直らない、なぜだと悩む。
⚫️あなたが施設の悩みの種になっているのに、
個人努力でなんとかしようとして空回り。
追い出される形か、
限界が来てつぶれて退職する未来が来ます。
隠してはダメということです。
![ダメ](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/04/4489117_s-150x150.jpg)
職場の理解を得た上でとれる具体策は
- メモ取りセルフシングルタスク化
- 人の話を聞いて受け入れる
- 具体的な指示を頼んで確認する
- 感謝をして謝る
- アラームのセット
- 耳栓を使う
職場の理解を得られない場合や、
そもそも余裕がなくてハンデがない保育士すら
苦しんでいる現場には未来がありません。
そんな場合は転職か独立が選択肢になりますが、
①保育士としては可能だが施設がダメだから転職
②特性的に保育士では無理なので他業種へ
③無理だけどやりたいので
パート職員などの立場でもいいのか
④人と働くのが難しいので個人起業か
あなたの決めることです。
ハンデを隠さずにちゃんと伝えて
良い就職できるかは出会いと運命。
あなたの未来は自己分析ができて
正しい努力さえすれば開けてくるので、
焦らず無理のないように考えてほしいと思います。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
ありがとうございました
よければコメントなどいただけると嬉しいです👇️
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