ミーシーを悩み解決へ持ち込む方法
ミーシー感、
聞き慣れない言葉だと思います。
ではミーシー(MECE)はどうでしょう?
聞いたことありますか?
恥ずかしながら私は20年以上も保育現場で
社会人として働いていながら、
知ったのはビジネススクールで
勉強した時です。
でも一般的な企業では普通の考え方、
あなたも知らず知らず使ってるはずです。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
経験20年の理系保育士ジャムです。
セラピストでもある私の視点から、論理的思考のうちの【ミーシー】の悩み場面での使い方について書いていこうと思います。
ミーシーのもとの意味をちゃんと知って、
- サービス残業や持ち帰り仕事頻発
- 時間がいくらあっても足りない
そんな状態から脱するのが
この記事のタイトル
ミーシー感を持って悩み解決をする
です。
ミーシーとは、
- もれなく
- くまなく
- ダブりなく
物事を考えようとする思考法で、
日本人の多くは問題を解決しようとした時、
この考え方をしていると言われています。
ミーシー感を持つと言うのは、
全て挙げるのではなく、
ある程度で引き上げてしまう。
そして仮説思考とのミックスで、
考えるのをやめて実行に移すこと。
もれなく全部考えてから次に進むつもりだと、
時間がいくらあっても足りない。
結果的に持ち帰り仕事やサービス残業が
はびこることになります。
なぜそんな状態なのかも、
現場の職員は気づいてない。
私のウェブサイトは
「保育士の三大お悩み解決」
悩み解決が主題です。
だからそのためのミーシー感の使い方を
分かりやすく、
使える形で書いていこうと思いますね。
1.網羅的思考、ミーシー(MECE)とは?
1-1.ミーシーを一言で
1-2.多分あなたはミーシー
2.網羅的思考のデメリットを把握
3.悩み場面でのミーシーの使い方
4.ミーシー感で悩み解決まとめ
![MECE](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/4173342_s.jpg)
1.網羅的思考、ミーシー(MECE)とは?
問題解決の場面で使う思考の1つとして、
よくあげられる考え方です。
1-1.ミーシーを一言で言うと要素をすべて挙げること
MECEとは、
「漏れもダブりもなく全て挙げる」
Mutually =互いに
Exclusive=重ならない
Collectively =集合的に
Exhaustive=余す所のない
の頭文字をつないだもので、MECE
ミーシー(ミッシー)と呼びます
「日本」をミーシーに分類すると
- 北海道
- 本州
- 四国
- 九州・沖縄
一方で
- 北海道
- 東北地方
- 本州
- 中部地方
- 四国
- 九州・沖縄
👆️これはダブリがあるので
ミーシーでありません。
こんな感じです。
![日本](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/827430-300x225.jpg)
1-2.多分あなたはミーシー
問題解決をしようとしたとき、
実はほとんどの人は
ミーシー的な考え方をします。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198773-e1615595194531.jpg)
種目は何がいいかなあ
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12198774.jpg)
かけっこ
綱引き
ありそうなものを
どんどん挙げていきますよね
ずーっと考えてみて、
もうないかな・・・
そこまでやるのがミーシー
やってますよね。
![保育者](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/475564-150x150.jpg)
2.網羅的思考のデメリットとミーシー感
ミーシーのデメリットは、
とにかく時間がかかること。
運動会の種目を出すとき、
始めこそ勢いがあって
ポンポン意見が出るけど、
最後の方は煮詰まってくる。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12519712.jpg)
脳に血液を送ってるだけ。
こうなりがちなのがミーシーの
最大のデメリットです。
しかも全部出そうとしても、
後から後から漏れが出てくる。
仕事で
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12519712.jpg)
気づいてなかったなあ
それは想定してなかったなあ
こんな経験から、
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/12519712.jpg)
できるようになろう!
こう考えてしまう新人は、
昔の私含めて、
きっとたくさんいます。
これ、経験と研究でしか達成できない。。
思ってもやれなくて、挫折するパターンです・・
ミーシーのデメリット
- 全部出そうとすると時間がとってもかかる
- 全部出したつもりでも漏れが出る
だから、
適当なところで打ち切る
ミーシー感がちょうどいいと思います
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/通常-3.png)
やめる感じ。
3.ミーシーはデメリットあるけど悩み解決場面でも有効
ミーシー的思考法はデメリットはあるんですけど、
必要な場面は多いですね。
なにが問題なんだろう?
これとこれとこれで、
多分これが全部かなあ
使わないわけない。
一番のデメリットは時間
だからさっきお話ししたように、
ミーシー感を持って途中で
打ち切るのが賢い使い方です。
![打ち切る](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/1998295-150x150.jpg)
悩み解決場面でミーシー感をどう使う?
今の状況はなるべく詳しく
ミーシーで分析するけど、
解決策を考えるときはミーシー感、
はじめの方にポンポン出てきたあと、
画期的な解決策なんて
そうは出てこないから、
適当なところで打ち切って、
出てきてるものから
選んでやってみる感じです。
とれが良さそうか?は
仮説思考で当たりをつけます。
【仮説思考のコツとやり方】悩みを最短で解決するための科学的思考法
4.ミーシー感を持って悩み解決のまとめ
MECEとは、
「漏れもダブりもなく全て挙げる」
Mutually =互いに
Exclusive=重ならない
Collectively =集合的に
Exhaustive=余す所のない
の頭文字をつないだもので、
MECE→ミーシー
デメリットは
もれなく考えてから実行しようとすると、
時間がとんでもなくかかること。
職種や問題の種類によっては、
細かく細かく考えてくものも多いけど、
こと心理的な悩みなどでは、
"もれなく考えてから"なんて余裕は
ないですよね。
だからミーシーではなく、
ミーシー感をお勧めしました。
悩み解決の場面だと、
今の現状を考えるときにはミーシーで、
できるだけ細かく考えていきます。
その後の解決策は
ミーシー感で、
適当に考えるのを打ち切って、
良さそうなのをやってみる感じ。
悩み解決の場面でなくても、
時間を節約して
仮説思考と組み合わせてやってみる
実行へ早めに移すことが大切です。
![](https://hoiku-pub.jp/wp-content/uploads/2021/03/笑う.png)
ありがとうございました
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