保育士は昼休み休憩できる?できない?
この記事を見てくれているあなたの状態は
・休憩時間に休めない
・忙しくて休憩時間に仕事しないと終わらない
・休憩時間だけど周りが仕事してて休みづらい
・休憩って何したらいい?
↑こんな感じでしょうか?
私も新人の頃は周りに合わせて、休憩にずれ込んで仕事してたのでよく分かりますよ。
忙しすぎるのはどうしようもないけど、
休憩時間って、設定されてても
なんか仕事しちゃうってのも分かります。
でも私は20年以上、休みにズレ込んでダラダラ仕事してる人はいたにしても、基本的には休憩できる施設でずっと働いてきたし、
法人系列園も同じくだったので、休憩できない施設ってよく聞くけど実際どれくらいかな?
疑問を持ってました。
そこでツイッター上でアンケートを取ってみたところ、なんと!
A : 休憩はきっちりとれて、ほぼ自由
B : 忙しくて仕事と休憩の区別なし
同じくらいか、休めない施設が少数派でした。(1章でデータ公開)
経験20年の理系保育士
ジャムです。
セラピストでもある私(プロフィール)(@jamgakudoツイッター)の視点から、
【保育士の休憩時間や昼休み問題】
👆今回はこれについて、あなたにお話していこうと思います。
休憩時間が休めない、休みにくいという問題の本質は
●取れる取れないは園による
●休憩できるのに、しない人がいること
それを踏まえた具体的方法は
- 率先して休む
- 無駄を省く
- 効率化を図る
うまくいけばいいのですが、
ある程度の期間やってもダメだったときは
ダメ職場からは去る
とるべき行動を理由付きでコツも書いているので、短期間のうちにやってみることがハッキリとし、あなたの悩みが解決に向かうと思います。
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1.アンケート結果公開と、保育士が休憩取れない問題は2パターン。
1-1.保育士の休憩時間アンケート結果公開
アンケート結果を公開します。
- 回答数56
- 期間2021.6.30〜7.3
休憩が取れない方が2割ほどいる一方で、完全自由に休憩を謳歌している方も4割います。両極端ですね。
真ん中の多少拘束ありか、雰囲気やなんかで休憩短くなってる方も実際にはいます。
1-2.保育士の休憩時間取れない問題の本質
休憩できないのは2パターンです。
①忙しくて取れない
②取れるけど取らない
①忙しくて取れない
「保育士は勤務時間中に常に子どもがいるから、大変すぎて休めない」
↑ってよく取り上げられるパターンですね。
ご飯を食べてるんだから
それが休憩時間よ
休憩しながら見てて
こんな感じで、物理的に人が足りなくて
どう頑張っても休憩時間が作り出せない、って現場も現実にはありますね。
特に保育園は年がら年じゅう同じ状態だけど、
学童クラブだと通常の午後だけの人員を確保できてても、夏休みなんか急に休憩時間がなくなったりします。
交代要員で園長が入らざるを得ないとか、それでも回らない現場も実際にあります。
アンケートからも分かるように、施設の状況に大きく左右されるところです。
②休憩を取れるけど取らない
忙しくて物理的に休憩できないのも問題ですが、
休憩しようと思えばできるのに、
つい仕事をしちゃうのも大きな問題。
なぜなら、
中途半端なボランティア精神が蔓延することで、
いいことなんて1つもないから。
上の人や先輩保育士がこんな様子だとしたら、新人なんて気を遣って休めませんよね。
休憩をフルに取らないのが職場の文化みたいになってしまい、
結果的に休憩時間でリフレッシュもできず、少しずつ疲労がたまる。
しかもワザワザ休憩でやってる仕事というのも、
単なるルーティン的な、やっても成長に繋がらないどうでもいい仕事ってのが相場です。
雰囲気が崩れると、
自覚のない先輩から、
とか
こんな発言すら、そのうち飛び出してきそう。
悪い前兆ですよね。
2.休憩取れるのに雰囲気で取れない場合は、ちょっとの勇気で休めるので簡単
本当なら休憩できるのに、
半分くらいしか休まない雰囲気、
それは子どものためにも、やめたほうが良いという結論。
保育士がパワフルで安定していないと、
人の世話の究極形態の保育なんてできないから。
休めるのに休まない、
結果的に夕方あたりにヘトヘトになってる。
、って
当の本人はなかなか気付けないんですよね。
忙しくて休めない職場もある中で、
休めるならフルで休みましょう。
特にあなたが多少でも上の立場なら、率先して休むこと。
ボランティア精神は休憩時間にはいらないし、
持ち込んじゃだめ。なぜなら
→無駄なところに気を使う風潮ができてしまう
→一事が万事、いろんな忖度が起きてしまう
→単純に疲れる
良いことなんてありませんよね。
休憩時間に手持ち無沙汰でも、
事務作業なんてやっちゃだめです。
向上心があって、
どうしても何か仕事に関係することをしたいなら、是非読書をしてほしいと思います。
あなたの成長が長い目で見たら
一番、様々な場面で貢献する要素だからです。
私がいた職場も、同僚がダラダラ仕事して
12:30からようやく休憩して13:00に戻ってくるとか、普通でした。
私はどうしても昼寝をしたいので、
モタモタしてたら寝られなくなる(笑)
同僚は一旦無視しておいて、
12時になったらすぐに休み、
新人の頃は椅子で寝てたけど、
そのうちに空き部屋で寝ていました。
休みをすぐ取る風潮は、私がキッチリ休みだしたから後からついてきた感じです。
休憩時間だわ。
みんな仕事はヤメよ!!
みたいに。(笑)
周りが釣られてきて、
実際に率先してきっちり休む人が半数を超えてくると、休まないほうがオカシイ風潮が出来上がってきます。
始めは休みにくいとかあるかもしれませんが、
言ってみたら保証されてる時間を休むだけ。
ただし、時間内全力は前提ですよ。
仕事しないのに休憩だけして(怒)
ってなるから。心情的に。
3.多忙で休憩できないのは危ない現場かも、新人でも行動してまずは仕事を見直す
同じ多忙でも、
- 仕事が遅くて怒られるとか、
- 私だけ期限が間に合わない
- でも他の人は間に合ってて、休憩もちゃんと取ってる
- 残業してない人もいる
本来は仕事の早い遅いすら
職場の勤務時間でなんとかする話だけど、
まあ個人レベルでも努力は必要ということ。
人間関係に響くのは真面目にしてるか、してないか、
本来は休憩するしないじゃないですね。
効率が悪い人に対して、
●休憩時間に仕事やるべき
●遅く残って残業も当然
●時間より早く来て仕事も普通かな
なんて雰囲気がはびこってる現場は危険。
チームワークが悪そうです。
そうじゃなくて人がいなすぎて、
仕事しながらじゃないと回らない現場。
日々大変ですよね、お疲れ様です。
- 水一杯飲む暇もない、
- ご飯は流し込むだけ
↑みたいな現場もあると聞きます。アンケートでは2割という結果。
多いか少ないかはべつにして、こっちは言うまでもなく危ない職場。
余裕がないことは、全てがネガティブ方面へループします。
効率化もそうですが、
多すぎる無駄な仕事を見直すと余裕か生まれたりします。が、、、
見直そうとしても上司が
いい加減な理由でストップかけてくるような現場は、更に危険。
あなたが下の立場で長く
働き続けるのは無理かもしれません。
1章で紹介したアンケート結果を見ると、
外出してランチを楽しんできたり、
マッサージ受けたりできてる人すら4割弱。
羨ましいなあとか、ズルい!
と思うだけじゃ現状は一切変わりませんね。
しなくてもいい苦労を
してる可能性が高いです。
4.保育士ならではの制約あるけど、休憩は完璧に自由時間というのが常識
労働関係の法律的には
●6時間までは休憩なしでOK
●6時間〜8時間は45分
●8時間〜は1時間
(ピッタリ6時間はありかなしかどちらでもよい。)
60分と言っても、10分×6みたいな細切れもダメみたいです。
また休憩時間は、一切の労働から解放される必要があります。
「何かあるかもしれないから、施設内で待機」
↑これも勤務時間とみなされるので、
本来は休憩時間にカウントされません。
特例として労基法に休憩時間の自由利用の例外があります。
特例はありますが、本来はランチを食べに外出するというようなことができる状態が、正式な休憩時間と言えるでしょう。
実際にそんな休憩を確保してる現場も、アンケート結果を見ると少なくないようです。
ただし、施設内に十分で休めることができるなら、
「休憩時間の利用について事業場の規律保持上必要な制限を加えることは、休憩の目的を損なわない限り差し支えない」
労政時報の人事ポータル
こんな事例もあるようで、施設によりますね。
まあ園内に、保育士が休憩時間にしたいことが
全てできる環境があるわけないので、
「施設内にいてください」ってのもグレーですね。
5.行動してみても休憩1つちゃんと取れない現場は危険極まる
休憩時間くらいちゃんと取りたいって悩みを持って、この記事を読んでくれたあなたは、
- 無駄を省く
- 効率化
- 時間になったら率先して休む
こんな感じのことを
期間を決めて実践してみれますね。
だけどアンケートに答えてくれた人の3割が、
「忙しくて休憩か仕事か分からない」
って現状もあります。
仕事の無駄を省きたくても省けない、
効率化を最大に図っても、時間内に終わる仕事じゃなく、とてもじゃないけどフルに休める雰囲気じゃない
↑こんなところでいくら頑張っても無駄かもしれません。
結論を言うと、個人的には
そんなダメな園からは
サッサと去るのが一番。
だと思います。
あなたはおそらく経営側でもないので、
保育園の国から支給される補助金が足りない、制度が悪いんだ!
↑こんなのは関係ないですよね。
問題意識は持っててもいいですが、
実際に働いている中で、
今日も明日も休憩なしで子どもと関わってるんだから、現に大変なわけです。
今の保育園の管理者は保育士を使い捨て感覚なのでしょうが、上からモノが言えるのはこれまでです。
実際保育士不足により引く手あまたなのですから、自分の権利をしっかり主張してください。そして後輩や友人などに拡散して新たな被害者をなくすことで自然とそういった保育園は淘汰されていくかと思います。
ヤフー知恵袋の回答欄より引用
余裕がない現場は、あらゆる事がネガティブループなので、
あなたの人生を考えたら、
そんなところで働き続けるのか?
という話。
変えられる見込みがあればいい方。
あらゆる悩みでよくあるのが
辛い辛いだけでせいぜいネットに書き込むだけで、実生活では全く動かない。
あなたは違うと思うので、
ストレスをどうなくしていけば良いのか?
考えてほしいと思います。
6.保育士の昼休みや休憩時間に休めない問題まとめ
休憩時間について、
アンケート結果はこうなっていました。
8割の人が休憩時間は取ろうと思えば取れる状態のようです。(1章)
休憩できないというのは、
①取れる取れないは園による
②休憩できるのにしない人がいること
それを踏まえた具体的方法は
ちなみに法的には、休憩時間は完璧に自由が原則です。(4章)
本来の姿を目指すアクションをしてみて、うまくいけばいいのですが、
ある程度の期間やってもダメだったときは
ダメ職場からは去る(5章)
去るときには迷ったり、目の前の子どもを思うと踏ん切りもつかないけれど、あなたの影響の外にあるものに惑わされないでほしいと思います。
悩みは、あなた自身の行動でなんとかなるものなので、
私はあなたに、無理なくストレスフリーで
子どものために働いてほしいのです。
ありがとうございました
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