おじさんになったら、と若いうちに心配しなくても大丈夫です

あなたの不安や悩みは

・今は大丈夫だけど、おじさんになっても保育士って続けられるの?
・保育士目指してるけど、将来的に大丈夫なのかな?

おじさん保育士を見たことがないから出てくる不安ですが、こんな感じでしょうか?

かく言う私も、おじさん保育士になっても働いていたけれど、若いうちは「あと数年かもしれない」なんてよく考えてました。

ジャム
こんにちは、
経験20年の理系保育士
ジャムです。

セラピストでもある私(プロフィール)(@jamgakudoツイッター)の視点から、

おじさん保育士でも心配ない

👆今回はこれについて、あなたにお話していこうと思います。

結論を言えば、

普通の職場なら、年齢が上がっても問題なく働き続けられます。

ただ男性保育士はマイノリティなので、年齢関係なくハラスメント的な目に遭いやすい。

そんな事案が発生するような職場じゃやっていけません。

頑張っても報われず、最後はみじめに去ることになるから、

  • 良い職場で
  • ちゃんと頑張ること

この2つが、おじさん保育士になっても大丈夫な条件です。

↑この条件って、性別関係ないですけどね。

この記事を読むことで将来どうなるかの不安から解放され、現時点でとるべき行動を理由付きでお話ししていきます。

短期間のうちにやってみることがハッキリとし、あなたの悩みが解決に向かうと思いますよ。

男性保育士に関する記事はこちら

おじさん

1.おじさん保育士って、実はたくさんいる

この記事を読んでいるあなたは、若いうちから男性保育士としての将来性を心配しているかもしれません。

しかし実は、年がかなり上がってから保育士を目指す人もたくさんいます。

女性ではよく聞きますが、男性でも同じ。

先日このようなメールをいただきました。

こんばんは、私は只今56歳で畑違いの新人です。

長年の夢がかない先月から産休の代替えです。

おかげさまで地元の●●で元気な子ども達と、三人の若い先輩の方にお世話になっています。

右も左も解らない事だらけ、子ども達のパワーになんとか体力的に追いついて行けるようにがんばっています。
※一部編集しています

こちらの方の性別はわかりませんでした。

しかし私の昔の職場には、定年になった後からやってきた人が、正規でもパート保育補助でも何人もいます。

鳥

世の男性保育士の統計はこんな感じ

厚生労働省の調査によると、男女の保育士登録者数は

・女性  約158万 
・男性  約8万

保育士登録者数等(男女別)/厚生労働省(2020.4)

↑単純な割合では、男性保育士という人種は日本人約1.3億人のうち0.06%

1万人にわずか6人!(女性は120人)

これは保育士の資格持ってる登録者数で、仕事してない潜在保育士は約6割。

なのでざっくりと

働いてる男性保育士は、日本人1万人に対して2〜3人!!

道端で探しても遭遇しないレベルです。(女性は50人くらい)

男性保育士自体が希少ですが、普通に考えてみんな20代ってことは無いですよね。

希少過ぎて見たことないだけなので、心配になると思いますが、実際は分散してちゃんと働いていますよ。

子ども

2.おじさん保育士になる不安はあっても良い施設に巡り合って頑張レバ大丈夫

よくある心配は、男性保育士で女性ばかりの中でやっていけるのか?というもの。

ブラック園ではイジメっぽいケースもあるようですが、それはおじさん保育士になる前からの話。

施設がダメなだけで、おじさん保育士が悪いわけじゃありません。

男性保育士の行き着く先は2つ。

① 年を取って良い保育ができるようになり一目置かれるか、


② 年取ってるだけでその程度かよ、と若い保育士に下に見られるか

要は自分の頑張りや人柄次第ということです。

感覚的にはおじさん保育士になって煙たがられるのは、口だけで議論ばっかしてる感じの人。

怒られたり厳しいのは、若いうちだけな気がします。

ジャム
私の周りだけ
かもしれませんが。

それでも
数十人は見てきましたよ。

そもそも女性だけで歯止めが効かなくなるからと、男性保育士を積極的に採用している施設も増えてきています。

園余りの時代に贅沢いっていられないのと、ジェンダーフリーの感覚に取り残された保育業界が、ようやく世間に追いついてきた結果です。

【保育園余りの時代】に、保育士は自分だけの特殊スキルを磨こう

と言ったところで、おじさん保育士でも問題なくやっていける条件は

おじさんになってもやれる条件

●良い施設に巡り合うこと

●自分が頑張ること

この2つが揃わないとダメ。

ジャム
って、
性別や年齢も関係ないですね

3.ハラスメント横行している施設からは転職一択、圧倒的少数の男性保育士が戦っても無駄

男性保育士はマイノリティとして、また本当にごくわずかの性犯罪者によってかきたてられた不安から、保護者の中にも良い印象を持っていない方もいます。

だから弱い立場になりやすいのは事実。

実際に、

男性保育士
ハラスメントっぽい目にあって
どうしたらいいですか?

的な相談も、子ども施設の職員からたまに私宛てにメールで入ってきます。

怒られたことに対して素直に頑張っても、ダメ施設でいくら行動しても無駄なので、見切りをつけるのが必要な場合もあります。

私が取ったアンケートでは、休憩時間すら十分に取れない園は2割ほど。

こんな余裕のない施設では、ハラスメントも起きやすく、保護者からのクレームが来たら守ってくれずに切られる場合もあるようです。

ハラスメントの横行している施設はどうしょうもなく、

園長主任レベルの立場の人が、

ダメ園長
「男なんだから〜」

「だから男って・・」

こんな施設がダメな代表。

男性は脳の作りとして細かい気付きはどうしても苦手なので、女性がしないような失敗もたまにします。

そんなところや性格的な部分を責めてこられると、頑張ってもすぐには改善できないからまた怒られる。

それが男性蔑視みたいに「だから男って・・」につながるのが多い気がします。

若いうちは大目に見てもらえても、おじさんになると厳しくなる。

または見た目や雰囲気によっても、直接言われにくくなるけれど裏で煙たがられる。

保護者からは厳しい目もあるので、なにかあると守ってもらえず切られる可能性も出てくるわけです。

参考記事
41歳元保育士男性が語る「罰ゲームのような人生」の要因
NEWSポストセブン

ダメ施設相手にいくら戦っても不毛なので引くべきで、こんな感じで転職やむなし、というか転職すべきのケースも実際にあります。

転職すべきと書いて終わるのも何なので、参考までに私が登録してみたエージェント型の転職サイトを1つ紹介しておきます。

サクシードという会社がやっている保育エイド。そこに登録すると、人間関係がよい園を紹介してくれます。

【保育エイド】人間関係で悩みたくない保育士さんのための転職支援サービス

面白いのは系列で「スマイル保育男子」という男性保育士専門の求人サイトもやってるので、そこにも男性だと自動的に登録した形になります。

まあ扱っている案件は同じなので広い意味で「人間関係の良い園を望んでいる」というのを示すために、保育エイドに登録しておけばOK。

私も登録してみたので、感想を書いてますよ。

【人間関係が良い職場に特化〜保育エイド】登録してみた中立な感想

4.男性保育士が管理職になる割合は高いので、必要な知識を先につけておく

男性保育士は頑張りが大切と書きましたが、保育的な頑張りだけでは女性にかなわない面があります。

そこで私は、「得意を伸ばす」ことを重要だと考えています。

女性があまりやらないけれど、子どもにはとても受けが良いものなんてたくさんあります。

虫取りとか、工作とか、際立つものがあるとそこで一目置かれたりするためです。

そして特に思いつかなければ、経営の知識をつけるのが個人的なオススメ。

なぜなら男って少ないくせに、園長や主任レベルの人が多いんです。

保育園より周辺施設の放課後等デイサービスや学童・児童館になるとさらに増えます。

施設運営や何人もまとめる立場に男性が多いのは、女性は細かい気配りや気付きが得意と言われている一方、男性は数字や効率で考える理系的な思考が得意だからだと思います。

しかし男性だからといって勉強せずに感覚だけでやっても失敗するので、その立場になる前に知識やスキルを得ておくこと。

生きる

・・という訳で出てくるのが、仕事しているすべての人に必要だけど保育業界では学んでいる人がほとんどいないビジネス・経営の知識です。

私の学んだスクールがやっている、面白い診断テストを紹介しますね。

その名も起業センス。

施設運営や人をまとめるのは、起業の一要素に過ぎません。

試しにやってみたら自分の位置もわかるので良いと思いますよ。

【保育士は起業センス診断を受けよう】メンタルとリーダーシップも測定可

また男性保育士では、収入面の悩みや不安もあると思います。

私の施設に非常勤としてやってきた40代の方、情熱は感じられたのですが

男性保育士
40にもなって
こんな給料じゃ

やってらんないよ、

と園長待遇の求人を見つけて転職していきました。

収入面の悩み解決は

  • 転職
  • 副業
  • 結婚して共働き

↑どれかだと思います。

特に副業は、起業センスを測ってくれるスクールで学べる内容になっています。

5.おじさん保育士ってどうなの?まとめ

おじさん保育士ってどうなの?やっていけるの?

についてお話してきました。

結論を言えば、

  • 良い職場に巡り合い
  • 自分も頑張れば

いつまででも活躍できます。

実際には年齢が上がってから保育士に転身する人もいるので、若いうちから心配することはありません。
(1章2章)

ただ男性保育士はマイノリティなので、年齢関係なくハラスメント的な職場があるのも事実。

頑張っても報われず、最後はみじめに去ることになるから、ダメ施設には見切りをつけることも必要です。
(3章)

また保育業界ではマイノリティでかなり少ない割に園長・施設長に男性が多いことから、経営やビジネスの勉強が有効というのもお話しました。
(4章)

私も若いうちは、「保育現場で働けるのは、せいぜい40くらいまでかな」と思っていましたが、実際になってみるとどうってことありません。

体が動く限り、子ども相手に働けます。

そう、知らないから不安になっていただけ。

あなたが長く、子どものために気持ちよく働けるよう願っています。

ジャム
ここまで読んでいただき
ありがとうございました

よければコメントなどいただけると嬉しいです👇️

目次へ

文中で紹介したリンク👇️

男性保育士の悩みは、

  • 職場の人間関係ストレス
  • 収入面

ハラスメント気質の園からは誰でも去りたいのが普通ですが、ただでさえ風当たりの強い男性保育士には、そう感じる方も多いでしょう。

そんなときにはこちら。転職エージェントに登録した感想なども書いています。

転職/キャリアアップ/退職/独立起業など将来性に関する悩み解決記事一覧

他の人が持っていないけど、とても有利になる経営の知識。いずれ管理職になったときにも役立ちます。

副収入にも繋げられるので収入面の悩みを一気に解決しうるものはこちら↓

試しに起業センス測定

起業のセミナー紹介

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事