デイトレなど投機に5年費やしたが1000万円→資金0になった
タイトルの通り、第5話では普通の人から見たら
遊んで稼ぐみたいな錬金術と言ってもいい方法で超余裕生活をしてた私ですが、
投機に手を出したばかりに資金0、
あわや借金という時があったのでお話しようと思います。
投資関連の履歴については一部実績を数値データと共に公開しています。
本当は全部公開したいのですが、古いデータは証券会社にも残っていなかったので見つけた範囲でのみ、昔のデイトレ時代は話だけがメインになります。
保育士の抱えがちなお金の悩みに関連するかもですが、単なる経験談なので読み物的にどうぞ〜
経験20年の理系保育士
ジャムです。
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1.資金を遊ばせとくのもアレなので株に手を出した
第5話でパチンコ・パチスロで荒稼ぎして、
どんどん貯金が増えていった話をしました。
そこで何を思ったかと言えば、
パチンコも面白いんだけど、
もっとなんかないかな〜
というのも、
●店に通わなきゃお金は増えないのと、
●資金が余ってても何にも役に立ってないから。
パチスロ軍資金にするのは10万円で十分で、
資金に入れれば増えてくけど、増え方は一定。
私が投資を始めたのは確か西暦2000年前後くらいの話。
当時は本業保育もしていましたが、パチスロの収入のみで生活していたので、給料が銀行口座に振り込まれても、全く手つかずで毎月増えていく状態でした。
で、ダブついた資金が口座に働きもせず寝てるわけです。
お金はあっても困らないし、
なくて困ってる人はいっぱいいます。
私の父親が病気で倒れて亡くなった時、
親戚の金持ち不動産社長が
たくさん援助してくれて助けてもらった記憶もあって、
自分が困って援助してもらうはないとして、
金に困ってる善人と一緒に「なんとかならないか!?」って一緒に悩むんじゃなく、
できれば「じゃあこれを使いなさい」的な側に
行きたいって思いもありました。
ゴタクじゃなくて、カネがないとどうしようもないってのが今の世の中。
稼ぐ手段はいろいろ必要なわけです。
一方で私の状況は、安月給だったとはいえ資金はだんだん増えていき、放置で500万円くらい貯まったところで
口座にあるだけで寝ているお金はないのと同じ。
現に口座をほとんど見てなかったので、今月の給料が振り込まれてるかさえよく知らなかったくらい、私にとっては存在しないのと同じお金でした。(^^;)
そこで目をつけたのが株式投資。
ちょうど株ブームかなんかで情報を知り、
と軽く手を出してみたのが始まりです。
2.途中でライブドアショックに巻き込まれしばらく休憩
初めは株式投資のセオリーに
投資しなさい
というがあるので、
成長しそうな有望な企業はどれかな〜
ある人材派遣会社(名前忘れた・・)に当たりをつけて、企業が出してる財務表やキャッシュフローの見方なんかを勉強し相当調べた後に、
「破産しました」みたいな話も聞く株式投資ですが興味が勝って、おっかなびっくり20万くらい買いました。
今思うと、資産的には屁でもない金額でしたが、ビクビクしていましたね。
まあ初めはみんな、そんなものでしょう。
そして、
メンドイ・・
と買ったところまでで疲れ切りました。
新しいことをやるには精神的なエネルギーが要ります。
初めのうちは値動きを見てましたが、いつ見ても20万前後で値段変わらず、あまりの変化のなさに飽きてしまったのもあり放置。
で買ったことすら忘れてたのですが、半年くらいして思い出して株価を見たら70万円になってたんですよね。
一時期100万円になってたのが下がって70万円・・
結構な衝撃でした。
50万円とは、パチスロで1カ月以上毎日10時から23時まで店に通って叩き出せるかどうかの金額なので。
そこで、この上がり始めたのに乗ってれば短期で儲かったのか〜
じゃあ上がり始めたのを買えばいいんだ!
直近で株価が上がり続けてる会社ないかな〜。
興味が湧いてきていろいろ情報を集めるようになりました。
ぼちぼち取引していたのですが、何年かして見つけたのがライブドア。
何ヶ月も上がり続けてたから、
自分が買っても大丈夫だろ。
ちょっと上がったら売ればいいし、
すぐ下がることもないでしょ。
そしてなんのめぐり合わせか、
買った少し後にライブドアショックがきたわけです。
当時はかなり有名人の、テレビにも頻繁に出てた堀江社長が、不正やらかし疑惑で逮捕だか検挙されただか。
朝起きたら大ニュース。
そんな危ない会社の株はみんな売りたいけど、
事件直後に買う人なんかいないから、みるみる株価が下がってく。
何日も売れずに価格が暴落し、ゴミみたいな値段でやっと売れた頃にはほんの数日で50万の損失。
多分破産した人も何人も出てますね。
やめとこ。。
初めに利益を上げた後には、実は少しずつ損失が出ていました。
実は合間には、投資信託にも資金を入れてたんです。
しかし当時は短期トレードをメインで考えていたので、長期運用が前提の投資信託のまどろっこしさに耐えきれずすぐにやめてしまいました。
まあ、経験と知識は増えましたけどね。
そのさなかでのライブドアショックだったので、しばらく株式投資自体をお休みすることに。。
3.デイトレに答えを求める毎年200万損失✕5年も初めはこんなもんと続行
しばらく休んでいましたけど、ある時「デイトレ」を知りました。
日をまたぐとよく分からないのに巻き込まれて、思わぬ損失を出す。
だけどデイトレードとは1日の中で買ったり売ったりして、1日の最後には現金だけにして終える手法。
これだと持ち越しのリスクがない。
デイトレで億の利益を出しました!
みたいな人も何人もいるようでした。
やってる人がいるならやれるはず、初期は手探りでおっかなびっくりやってたけど、
だんだん慣れてきた(ように思ってた)ので、手持ち資金以上のお金を使ってトレードしてました。(信用取引)
当時は
●デイトレ手数料0の松井証券口座で取引しつつ
●GMOクリック証券の株取引ツールから板情報
●カブドットコム(今のAUカブドット証券)のチャート情報
●株やってる人のツイッターが自動的に流れるツール
●PC2台とテレビにもチャートを映しつつ
●8:45分からやっている株番組を見て
トレードをしていました。
デイトレのイメージ画像↓
デイトレとは、
100万で買って数分後に101万で売る
98万で買ったけど、
思惑外れで下がってきたから2分後に96万で売る
みたいな世界。
まあでも、慣れてしまえばゲーム感覚。
買うと「ピコン」
売ると「ピコン」
ツールの音が鳴るだけ。
それを何回もやって、トータル今日はいくら勝ったとか負けたとか。
勉強も結構して、ノートつけたり、デイトレのDVDとか見たりして研究してましたね。
情報を集めてやってたけど、それでも利益を年間レベルで出すのは難しかった。
結果的に毎年200万円くらい損失出してました。
どうしても勘とか運とか精神力が入ってくるんです。
100万円で買って、98万円で売ってしまったけど待っていたら101万円に戻ったのを後から知って
「あそこは待つ局面だったか」など考えてみたり、
そうかと思って次に下がった時に価格が戻るのを狙っていると、96万円まで下がってさらに暴落するので、やっぱり98万円で売るルールは崩してはいけない
とか。
破産しました、引退しますの人が
twitterでもわんさか出てる中、
- 続けないからそうなるんだよ、
- 初めはそんなもんでしょ。
- 危機管理がなってないわ。
みたいな批判的感情を持ちながら
私は違う!と続けてたけど
何年経っても利益が出せず。。
利益さえ出せるようになれば、
資金1000万あれば1%動いても10万だから行ける!
と思ってたんですが、
肝心の利益が何年やっても年間ベースで出せない。
ダメかもな〜と思ってた矢先、
保育現場の本業も忙しくなって平日休みが減り、
デイトレ不可能になってしまいました。
(株式取引できるのは当時は平日9:00〜15:00)
当時私は手数が多すぎたのも敗因の一つ、資金が数百万円しかないのにトレード回数多いので、年間精算表を見たら10億入れて9億9800万円出てきた。
赤字じゃん!
みたいな感じでした。
4.最後にアキュセラショックで大ダメージ受けて資金0というかマイナスに・・
デイトレ不可能になったからやめればよかったんだけど、
中途半端に短期トレードをやるようになっちゃいまして。。
要は1日単位じゃなくて、
何日か持ち越して利益を狙っていくスウィングトレードと呼ばれる手法。
そう、ライブドアの時と同じわけです。
って当時の自分に言いたい。
しかもハイリスク・ハイリターンの代名詞
禁忌の材料株、それも値動きが一番激しいと言われてるバイオ系に手を出してしまいました。
案の定、大ヤケド。
その名も
アキュセラショック
ドーン
実はその頃、デイトレの累積損失から資金がなくなってきてました。
残り資金100万くらいの中、信用取引(要は借金)をして4000円のところで200万円分くらいを買いました。
普段はそんな冒険しないんですが、焦ってたかもしれません。
なんかの研究で特許が取れたら(詳しいの忘れた)
10000円は行くだろうと言われてました。
そして6月某日、ちょうどその日は職場の昼休みとかに取引画面見てたけど、なんか値動き激しかったんです。
でも、まあ落ち着くだろうと放置。
一旦下がったけど、何事も無かったように上がって終わることも日常茶飯事だから。
で仕事終わって取引画面見てみたら、売りたい人ばっかり、買いたい人ほぼなしで15:00で取引終わってました。
研究失敗のお知らせが正式に出ていたようで、オワッタ状態です・・
実際に何が起きていたのか、詳解してくれているブログを見つけました。
ストップ安の連続して最終的に何日目か後に1000円くらいで取引成立。
借金まで覚悟してましたが、マイナス110万円の状態で何とかおしまいになりました。
追証(おいしょう)といって、信用取引でマイナスになると資金を追加で入れなきゃいけないのですが、
ちょうど給料日が重なって、マイナスを補填できる程度だったのは運が良かったかもしれません。
でも2、3日は振り込めないから、証券会社から確認の電話が職場にまで来たりして、
株式投資の世界は、成功者はみんな一旦は破産するって言われてますが、破産したらどうにもならないので、そこで一旦辞めました。
変わった投資家で有名な桐谷さんも桁は違いますが似た感じで破産寸前まで行ってますね(^^)
3億が5000万円に…優待だいすき・桐谷さんが味わった「信用取引のアリ地獄」
5.復活してFXやったけど我に返ってすぐヤメ、次に手を出したロボアドバイザーのウェルスナビはいい感じでした
私は資金さえあれば時間をかければ増やせるので、少ししたら復活しました。
でもさすがに株はやらず。
FXを自己アフィリエイト(章の最後に説明)で口座作ったのでちょっと触ってみたけど、危険な匂いがしてやめました。
株の信用取引は資金の3倍まで借金可能だけど、FXはたしか最大で25倍。
再起不能かつ大幅な借金の可能性もあるので(笑)
FX自動売買で稼げるみたいのも、経験と思って10万円入れて放置してたらいつの間にか5万円になってたので辞めました。。
期待してなかったけどこんなもんよね。
「上がるか下がるか」が政治に左右され過ぎて、予測不可能。
こんなのにお金をかけるわけにはいかない、と思いました。
次に手を出してみたのはロボアドバイザーというもの。
デイトレや数日~一カ月くらいで決済する短期トレードは、手数が多いため実力がものをいう世界です。
なので副業ですらない投資を短期で行う考えが間違っていたことに気づきました。
そこで投資の基本に立ち返っての中長期投資。
その中でもリスクを抑えた分散投資として、自動的に振り分けてくれるロボアドバイザーがにわかに注目されてきました。
その中でも折しもウェルスナビが注目度上昇、お墨付きももらっていて詐欺の可能性も無いので預けてみました。
結果から言えばうまくいっています。
記事はこちら
【保育士×WealthNavi(ウェルスナビ)】放置型の資産運用に50万預けた結果
6.これらから得た教訓や考え方
これら投機失敗経験から得た教訓は、
投機はダメ。
やれてる人はいるけど、自分には答えが見つからなかった。
先生もいなかったのがあるかもしれません。
投資は見込みがあって資金をつぎ込んで、利益率100%以上をほぼ確信的に得る行為なんだけど、
投機ってのは、チャンスを見て立ち回るのにお金を使うイメージ。成功と失敗が半々に見えて、実は利益率99%を繰り返すだけ。
株やFXは長期で持ってるなら分からないけど、短期でやるもんじゃない。
特にデイトレとか、スキャルピングっていうさらに短い取引を繰り返す手法は、既にAIが支配する世界。
人間が飛び込んで勝てる世界じゃありません。
現時点で唯一可能性がありそうなのは中長期の分散投資。
中でもバリュー投資がよいと思います。
例えば資金を10分割して、均等に望みが高そうな10の投資対象に投資をして何年かほっとくような手法。
1個が10倍になったら他が全部潰れてもプラスみたいな感じです。
最近は仮想通貨を、5話で書いたビジネススクールの講師が分かりやすく解説してくれたので、知ったタイミングで買ってみたら一時10倍になったりしてるけど、基本放っておいてますね。
ちなみに仮想通貨が円やドルの代わりになる可能性が高いって、あなたは知ってますか?
怪しい投資対象じゃないんですよ。
とてもわかり易い仮想通貨セミナーは、
つい先日一般公開が終了してしまいましたが、
登録すると見られるようになります。
投機ってのは別に株やFXに限ったことじゃなくて、
これやれば○○万円△ヶ月で稼げますみたいのは、だいたいこれ。
短期で成果が出るってのが、そもそも投機なわけです。
保育士のあなたにも資産運用や投資についてちゃんとした知識をつけて、踊らされないようにしてほしいと思います。
ありがとうございました
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🔽ジャムのプロフィール関連の物語🔽
投資というと難しい、まとまった資金が必要などのイメージからやらない人が多いです。
特に保育士は金銭面ではド素人。
この記事を見つけて読んでくれたあなたは違うと思いますが、低賃金に不満を持ってネット上に書き込むだけの人までいます。
人にやってもらうのを期待して、やってくれないからと言って不満を持つ時代ではありません。
特に資産運用は誰にでも、いずれ必要な時期がやってきます。
そして悪くすると先延ばしにしたばかりに・・
定年後に全く知識のない状態から資産運用に手を出して、後のない退職金を溶かして復活不可能になって途方に暮れる。
↑聞いたことありませんか?
たまに聞く話だと思います。
投資や運用の話をセミナーで聞いたり、何かで読んだりしても、その場限りの座学で終わる人も多いのです。
それだと意味がないので何かしら行動をする一歩目として、投資のための口座を開くことからでも始めたらいかがでしょうか?
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