保育士の常識は世間とズレる

保育士のあなたは、毎日子どもに向き合い、仕事を頑張ってることでしょう。

なにせ探してまでこの記事を読んでるんだから。

でも頑張ってるのに保護者から反感を買ったり、信頼関係が築けてる気がしないのでは?

ジャム
こんにちは、
経験20年の理系保育士
ジャムです。

セラピストでもある私(プロフィール)(@jamgakudoツイッター)の視点から、

保育士は世間と常識がズレる

👆今回はこれについて、あなたにお話していこうと思います。

保育士のあなたは毎日朝から晩まで、世間の常識が通用しない子どもたちを相手にしています。

接する大人は、ほぼ園内の保育士だけ。

一方で子どもを預けている保護者は様々な職種、社会との接点がとても多い方もいます。

そう、保育士は保護者に比べて世界が狭くなりがち。

なのでタイトル通り、保育士の常識は世間の非常識になりがちというわけです。

この感覚や常識のズレが、保護者との信頼関係を築きにくくする大きな要素なんです。

子どもについての知識やスキルが上がっても、社会的な常識を欠いていたんじゃ

保護者
なに?
あの保育士

↑こんなん、もったいないと思います。

これを解決するには

保育士の常識を疑うこと

そのためには

●人間の持つ心理に対抗し、疑問を持つ
●視点を変えるために人の話を受け止める
●自分の世界を広げる

新しい視点を得て、保護者からのクレームをなくすどころか、良好な信頼関係を築いてほしいと思います

保育士の常識

1.保育士は視野が狭くなりがちな仕事

子どもと対面してる時は、基本的に頼るのは自分の感覚。

だけどその感覚は、世間の感覚と同じなのでしょうか?

同僚や先輩保育士とのやりとりをチームワークの一環として行っていても、その疑問は残ります。

あなたは小学校、中学校、高校大学、職場と学んできました。

小学校ほど色んな人がいて、大学まで来ると学部が違う交流がないと偏りが結構でてきましたよね。

その最終形態が職場で、いる人の価値観がみんな似たような感じになってきます。

似たような感じになるのは、

・「子どもの幸せのために働きます
・「保護者の支援をしていきます

価値観が共有されるから自然といえば自然。

ある意味好ましいと言えますが、一方で偏っているという見方もできます。

☑朝から晩まで子どもとばかり過ごしていて、やり取りするのは価値観が似たような仲間内だけ。

☑保護者とのやり取りも本当に短時間。

結果的に保育施設内の世界が狭く閉じてしまい、外では全く通用しない常識がまかり通るといった状態になってしまう。

認証保育園とか、数人の保育士と子どもだけで毎日毎日過ごしてたら、そりゃ狭くなるのが当たり前ですね。

そんな状態で知らずしらずのうちに、社会で常識とされていることが、園内のローカルルールとして無視されてしまうんです。

保護者の感覚と違うから、例えば急な延長育成のお願いを「園のルールだから」という一方的な理由で無下にされ、

保護者
なにあの保育士、ムカつく

に繋がります。

一番ダメなパターンは、園長が独裁的になってしまった施設。

閉じた世界ではハラスメントもいじめも起きやすくなるけれど、それは別の話。

人間関係の悩みも、超ローカルな局面で起きがちですね。

世界が狭いと常識がズレるという話でした。

保育士側の世間からのズレが、保護者との信頼関係が築けなかったり、思いが伝わらない要因です。

「保育士 ムカつく」で検索すると、たくさんの愚痴が・・

保育士ムカつく
ヤフー知恵袋

2.人間の持つ思い込みの心理に対抗し、疑問を持つ

保育士の常識のズレをなくすには、

普通だと思っていることへ、疑問を持つこと。

ただ、これが難しいんですね。

なぜなら、人間には様々な心理的な性質から、自分をイチイチ疑わないように出来てるからです。

人間の性質の例

正常化バイアス

自分こそ常識人で世の中の多数派だと思いこむ心理

→人の評価に関係する心理

現状維持バイアス

新しいことを取り入れるより、特に問題がない現状を選んでしまう心理

→説得の心理

確証バイアス

自分の考えに合った情報ばかりを集めて、反対意見を色んな理由をつけて無視してしまう傾向

思い込みの心理

〜バイアスと付いている心理は人の本能的な部分なので、対抗するのが結構大変です。

中でも一番厄介なのが確証バイアス。

強力に思い込んでしまって、外れて困ったエピソードは「たまたま運が悪かっただけ」と無視され記憶から消えてしまうといったもの。

思い込みによって偏ってる価値観がもっと偏って、世間からのズレに気づけなくなる原因です。

だからこそ、

視野を広げるためには疑問を持つこと

これはこれでいいんだ!となった時点でその状態が固定化されます。

怒っている
経験者ほどハマります

3.視点を変え疑問を持てるために、人の話を受け止める

自分が正しいと思い込みたい「確証バイアス」に対抗するには、自分だけでは難しい。

一番良いのは

人の話を流さずに受け止めること。

園長とかの面談で、毎回同じことを指摘されるってのは、人は変わりにくいという性質があるから。

面談とか数少ない機会だとすぐ忘れて効果がないので、

・打っても響かないと悩む園長

・毎回同じことを言われて悩むあなた

こんな構図になります。

園長
あなたはこういう人

と園長・主任思い込まれて、諦められることすらあります。。

だからこそ、日常的に訪れる「確証バイアスを崩すチャンス」を積極的に利用しなくちゃダメですね。

特に4月、新人が入ってきたときが大チャンスで、新人の意見に対して

あなた
経験がないから
そんなことを思うのね

じゃなく、新人の方が世間一般的な感覚によほど近いんです。

ちゃんと受け止めましょう(^^)

先輩や園長に指摘されると、ムッとすることもあるでしょう。

ですがそこで、受け止めて考えられ、

あなた
ムカつくけど一理あるわ

が成長への一歩です。

相手が意見の多い保護者でも同じ。

まあ園長とかだと相性もあるし、あんまり多いと疲れちゃうから切り離しも必要です。

園長と合わない

期待しないアドラー心理学

4.自分の世界を広げる

疑問を持つためには、色んな世界や人の価値観を知ることも大切。

世界を広げるわけです。

専門分野を極めるほど、狭い世界が深まります。

それはそれで悪くないんですが、裾野の広がりも必要ということ。

ジャム
専門バカになっちゃダメ。

保育士に必要な知識やスキルって

  • 子ども対応や心理、
  • 安全管理や保健衛生的な知識、
  • 子ども関係の法律、
  • 栄養学や食品
  • 言葉遣いやマナー

↑限りなくあります。

しかも極めて行っても、目の前の子どもにどう当てはめて使っていくか?の迷いと状況判断の連続なのでゴールはありません。

そして極めて行くほど裾野に目がいかなくなって、世間とずれるジレンマ。

●世界を広げる

●新しい世界を知る心がけを持つ。

興味のないものまで手を出している暇はないと思うので、せめて興味が湧いた瞬間にやってみるくらいの行動力があれば素敵だと思います。

忙しすぎる園は他に何もできないので論外。

良い施設に勤めるのも必要な条件です。

【このままでいいのか】保育士が不意に感じる不安への対処法

展望が見えない場合、転職のプロに話をしてみるのもあり。転職をすぐには考えてなくても自分を客観的に見てもらい、世の中を知るきっかけになります。

【人間関係が良い職場に特化〜保育エイド】登録してみた中立な意見

知らない世界を知るには、全く別の勉強をしてみるのも有効。

個人的にはこれがオススメです。↓

保育士こそ経営の勉強すべき【次世代起業家育成セミナー】の紹介

5.保育士は視野を広く持つのまとめ

保育士は狭い世界で毎日働いてるので、世界が狭くなりがちです。

その状態ではどんどん世間の常識とズレてくる。

そのズレた価値観では、当たり前ですが保護者との信頼関係も作りにくくなります。
(1章)

自分の価値観や園内のローカルルールなどに、疑問を持つことが大切です。

ただし
・現状を維持しようとたり、
・自分こそ正しいと思い込みたい心理

これらが人間の性質としてあるので、意識していないと疑問すら持ちにくいんです。
(2章)

疑問を持つためには
人の意見を受け止める、特に新人の意見こそ聞くのが有効
(3章)

また新しい世界を知るのも有効。
(4章)

忙しすぎて余裕のない園は論外なので、現状を変える行動も必要だと思います。

ジャム
ここまで読んでいただき
ありがとうございました

よければコメントなどいただけると嬉しいです👇️

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文中で紹介したリンク👇️

【人間関係が良い職場に特化〜保育エイド】登録してみた中立な意見

マインドが整わない場合、
保育士に限らずいろんな仕事ができません。

それを解決する方法は

  • 子ども対応
  • 保護者対応
  • 事務仕事のやり方

👆️こんな個別技術でなくて、
働くことそのものについての勉強
必要になります。

保育学校では必要なのに教えてくれませんし、
必要だとも言ってくれないでしょう。

保育学校どころか、大学でも教えてくれません。

なぜなら学校の講師だと
栄養学とか個別知識は知っていても、

働くことそのものについての勉強の有効性を
分かってる人の方が珍しいからです。

個別技術はいくらでも教えるのに、
OJTは現場で長く働いて経験を積め
的な考え方が主流
という理由も。

私も悩みながらも何したらいいか分からず、
20年の経験を積んで、
最後の方にマシになった程度。

そんな時間は普通かけれられませんよね。

でも経験値だけに頼るとこうなります。

猫
苦労するにゃ

経験値以外には勉強すればいい

あなた
じゃあ何を勉強すれば?

その答えがビジネスの勉強することです。

あなた
本当に?
突拍子もないわ・・

と思うのは普通の反応です。

私も勉強してみるまでは
子どもの心理とか勉強した方がいいと、
考えてたので分かります。

しかも勉強といっても通学の学校では
実践やマインドというよりも
知識としての学問を学ぶ感じだから、

ビジネスの大学院MBAでも役に立ちません。

現役の経営者がちゃんと教えてくれる
学校でないと意味がないのです。

なぜならビジネスの最高峰の状態は
雇われるのではなく自分で起業をすること。

そこを学ばないと結局お話だけの、
仕事で使えない栄養学みたい知識が増えるだけ。

マインドが整わないから

反対にビジネスの最高の状態を学ぶと、
それ以下のあらゆる事が分かるように。

だから起業を教えてくれる学校での勉強が
とても有効になってきます。

保育学校や大学で教えてくれないのは、
起業の勉強したことある人なんていなくて、
分からないから。

ジャム
私も考えもしなかったけど、

学び終わって
実感として分かりました

起業を教えてくれる所といっても

  • 「ブログで稼ぐとか」
  • 「店を経営する」

みたいな個別技術は役に立ちません。

あなた
じゃあどこで学べばいいの?

どこで学べばいいのかは、
私が受けた所を紹介しておきます👇️

オンラインで起業を教えてくれる
ちゃんとしたスクールです。

きっかけは現場20年の末に、
ネットサーフィンで見つけて
たまたまクリックしただけ(笑)ですが、
本当に良かったと思っています。

⚫️必要なマインドが整います。

⚫️あらゆる仕事に共通する基礎が分かります。

⚫️独立できる知識までついてくる。

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