役立つのは資格でなく知識やスキル
あなたの状態は
・スキルアップしたいから資格でも取ろうかな
・就活や転職でアピールできるかな
・資格取れば副収入を作れるかな
こんな感じでしょうか?
私ジャムもスキルアップしたくて資格を取りまくった口、なのでよく分かりますよ。
経験20年の理系保育士ジャムです。
セラピストでもある私(プロフィール)(@jamgakudoツイッター)の視点から、
【保育士に役立つ有利な資格はあるの?】
↑これについて、あなたには20以上の資格取得や講座受講してきた、私の経験を踏まえてお話しようと思います。
結論から言うと、
保育士として働く上で他の資格がいくらあっても
仕事上は全く役に立ちません。
特に就活では無意味、
特技などのユニークスキルの方が重要です。
ただ資格を取る目的が
- 肩書のような名前目的
- 就活に有利かも期待
↑ではなく、
- 自分の知識を増やしたり、
- できることを増やして自身につなげる
というなら大いに意味があります。
目的を間違わずにちゃんと持つことが大切で、
同じ知識が得られるなら、資格取得にこだわる必要はない
ということです。
そうしないと、いとも簡単に「資格ビジネス」
の餌食になります。
そういったところで、
●民間資格が就活関連には全く役に立たない事
●学んだ知識を役立てる条件
私の経験を含めて書いていきますね
この記事を読むことで、これから何か勉強しようとしているくらい真面目なあなたに、正しい判断材料が増えることでしょう
1.淡い期待を持って資格を取ったけど、全く意味ないと後から知った話
私の取ってきた資格は
資格系
- 保育士
- 放課後児童支援員
- 精神保健福祉士
- 認定心理士
- フォイナンシャルプランナー3級
- ヘルパー2級
- ガイドヘルパー
- 食育アドバイザー
- エコ検定
- メンタルヘルスのなんか
- 簿記2級
- 製菓衛生士
- 防災管理者
- TCカラーセラピストマスター
- センセーショナルカラーセラピーマスター
- 色彩検定2級
- 塗り絵セラピー
- おもちゃインストラクター
- レクレーションインストラクター
- ネイチャーゲーム指導員
- NLPトレーナー
講座系
- ボールペン
- イラスト
- 水彩画
- 塗り絵のやつ
- 他
↑なんか多すぎて、どうでもいいですよね。
国家資格や公的資格もけっこう取ってきたけど、
民間資格なんて、世の中にはいくらでもあります。
民間資格ということは、
その資格がないと仕事ができない
医師資格のようなものじゃないってこと。
この中で私が半分趣味かつ副収入になるかな?と思って2、3年取り組んたのがカラーセラピーで、
何人もセラピーしてみましたが、
その話は別で書いてます。
大したものじゃ
ありませんでした。
そしてある時、「資格ビジネス」のことを知りました。
役にも立たない資格を修了証とか認定証とかを立派に作って、実際には本で勉強すれば十分な内容を
- 独立できます
- 就職に有利です
みたいにあおって、
見合わないお金を取り、果ては時間も奪う。
実は今はネットを使うと、資格は個人ですら手軽に作れてしまいます。
だから単に薄い情報から利益をあげることを重視して作ったものか、ちゃんとした学びがあるものか?
区別できないのが、民間資格のピンキリな世界です。
①資格の内容を決めてテキストやカリキュラムなどを作る
②受講資格や費用、取った人のメリットなどを決めて資格の名前、団体名を決める(一人でも~協会とか)
③認定証などをカッコよく作る
④広告やホームページ・SNSなどで集客
あとはビジネスモデルの構築で、
利益を上げて講師を雇ったりして、拡大していきます。
名前にブランドを持たせ、
パクられないように商標登録までやれば完璧ですね。
・・・以上!!
↑いかがでしょうか?
保育業界で役に立つ資格って、
保育士資格と幼稚園教諭以外にありそうですか??
さっき書いたような大量の資格を取ったり、講座をだいぶ受けた後、
入学したビジネススクールで、
本格的に起業を学んだときに、
資格ビジネスの構造を完璧に理解しました。
実は資格って全く無駄でもなくて、目的次第。
だたそれを間違うと資格ビジネスの罠にはまり、多くの時間とお金と、あなたのやる気まで失うことに。。
では次の章から、私がおそらく数百時間と、
数千万円の末に得た学びを
この記事を読んでくれている
あなただけにシェアしたいと思います。
私の学んだ完全オンラインのビジネススクールはこちらです↓
2.民間資格を役立てる条件は、学ぶ目的が就活・転職・独立ではないこと
あなたが狙う資格があったとして、
その資格を取りたい理由はなんでしょうか?
①知識を得たいか、完全に趣味←OK
②肩書きとして活用するため←半々
③資格を取ることで、就職に有利になるとかを扇動された←95%NG
結論的に言うと資格の価値は目的次第。
①ならOK、②は微妙
③はよほど気をつけないと色んなものを無駄にするし、実際に有利じゃない。
①知識を得たいか、完全に趣味で資格取得を目指す
知らない分野の知識を得たいなら、ある程度その分野をまとめてくれてる資格の勉強をすることで達成できます。
勉強方法としては効率的で、理にかなっています。
ただ、知識を得たいだけなら
テキストはほぼ全ての民間資格で、
メルカリ探せば売ってる時代。
受験料や質問権、テストもあるし、
よく分からない資格の名前だけのために、
わざわざ申し込んでまで受講するのか?は判断が必要です。
尻をたかれないと三日坊主になる性格とか、自分をコントロールするために、申し込むとかはアリだと思います(笑)
まあ費用と相談ですね
②肩書きとして活用するために資格取得を考えている
自己ブランディングという言葉があります。
「素人から見てすごそうに思わせたら勝ち」ということ。
よく分からない資格・実際には薄い内容の資格でも、羅列してPRすると、
大丈夫そうだな。
これを狙うなら、資格を取ることは有効かもしれません。
③資格を取ることで就職に有利になるとか扇動されてその気になってる場合
この目的で聞いたこともない民間資格や講座を受けようとしてるなら、ほぼ目的は達成されません。
よくタレントをテレビCMに使い、
資格を取得できるか?
↑みたいなのを、一定期間で物語的にやってますね。
合格して、ヤッターと物語終わるんですが、
そのタレント、絶対その資格使わね。。
しかもそこまで宣伝してる資格さえ、
フタを開けると本を1冊読めば分かる知識しか得られず、
・・なにそれ。
就職にはもちろん役にも立たないゴミ資格でした。ってことがザラにあるのが資格ビジネス。
3.よく「保育士に役立つ有利な資格」と言われてる資格は本当に有利で役に立つのか?
知識を得たいために勉強するなら、
ぶっちゃけどれを勉強しても役に立ちます。
肩書としても、使い方次第で何も知らない保護者へPRできます。
逆に、就活に有利になるかもを目的にすると
ダメってことでしたね。
特に保育業界では、
↑これしか要りません。
民間資格の「役に立ちます」煽り系の資格をいくつかあげると
- チャイルドマインダー
- チャイルドケア
- 幼児心理アドバイザー
- 育児アドバイザー
- 認定ベビーシッター
- ナニー検定
- 運動保育士
- ベビーサイン
↑これらは知識を得るためなら、
どれを勉強してもOK。
勉強のために投資も必要なので、
対費用効果があれば受けてもいいし、
お金持ちなら値段なんて気にしないかな(笑)
反対に独立できるとか宣伝してるのに乗せられて、そのつもりで勉強するなら、
まず無理。
チャイルドマインダーとか、
学校のサポートもあったとしてもムリムリ。
なにせ弁護士すら集客できずに、さまよう時代だからね。
起業独立を目指すなら、
追加で別の勉強も必要になってきます。
なぜなら子どもの知識だけでは
副業レベルですら
経営なんてできないからです。
だから、どうしても定まらない場合は、保育士等キャリアアップ研修が一番役に立つでしょう。
4.保育士に一番有利で役に立つのは、あなただけのユニークスキルということ
保育業界は狭い職種です。
いろんな人が働いているように見えても、
保育学校を出た人ばっかりたくさん働いてて、
別業種から資格を取ってやってきたような人は少数派。
だからキャリアアップ研修を受けても
保育関連の民間資格を勉強しても、
やっぱり持ってる知識は似たり寄ったり。
子どもの知識とかは生涯かけて
いくらでも深めてく必要がありますが、
同僚とは差別化できない。
キャリアアップとは、
人より抜きん出ようとする心構えとも言えますが、ドングリの背比べになっちゃいがち。
じゃあ何か一番役に立つのか?と言うと
私の20年以上かけた保育現場での経験から、
その人しか持っていない特殊スキルや知識
つまりユニークスキル
ガチの音楽業界からやってきて
保育士資格取ってやってきた人なんかは、
子どものみならず地域の人向けの
コーラス教室なんかやって喜ばれてました。
製菓衛生師の私などは
親子向けお菓子教室が大好評、
レシピ下さいって何人も保護者がやってきました。
動画編集が得意な人は、
園のプロモーション映像を作ってたし、
売れるほどのイラストが描けた人は、
子どもにも大人気、オリジナル塗り絵とか作ってました。
だから保育士の仕事に役に立つ勉強をしたいなら
自分の持っているスキルを保育現場にどうにか使えないか?
を考えることが最短だったりします。
そういうものがない場合、
ピカイチで役に立つのが「ビジネスの勉強」
その理由はこちらで書いてます。
キャリアアップという職場での立場も含めたレベルアップの意味で、他の人が誰も気づかない盲点です。
保育士等スキルアップ研修でもマネジメントとか習えますが、ビジネススクールで学んだあとに受けると
程度です。
スクールの説明と有効性の理由はこちらの記事
5.保育士以外に役立つ有利な資格はほぼない話のまとめ
保育士資格以外に役立つとか有利なのは、
資格よりも個人の特殊スキルを活かすことを考えるのが最短です。(4章)
仮に資格を取ろうとするなら、
役立つかどうかは目的次第。
①知識を得たいか、完全に趣味←OK
②肩書きとして活用するため←半々
③資格を取ることで就職に有利になるとかを扇動された←NG
(2章)
特に③目的は「資格ビジネス」の餌食になります。(1章)
名前が役に立たないので、同じ知識が得られるなら資格取得にこだわる必要はないということです。
何すればいいか定まらないなら
保育士スキルアップ研修または、ジャム個人的な一番のおすすめはビジネスの勉強。
それも単なるマナー教室とかじゃなく、
起業独立を目指す勉強をするところだと、
他の保育士の誰も知らない
ビジネスの全てを学べます。
起業独立できることがビジネスの最高峰の状態なので、
そこを学べばそれ以下のあらゆることが、自然に分かるようになるからです。
目的がキャリアアップでなく独立の場合、
チャイルドマインダーとか、○○アドバイザーとかの資格だけで収入につなげようとか、無理な話ですよ。
弁護士ですら独立できない人なんてごまんといるからね(3章)
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